筑波銀行設立までの道のり

吸収合併の筑波銀行

筑波銀行はいくつかの銀行との吸収合併を繰り返し、2010年地方銀行として誕生しました。敗戦後、政府は復興資金を全国に流通させる目的で「戦後地銀」と呼ばれる12の地方銀行を設立しました。筑波銀行の前身「関東銀行」もそのうちの一つです。その後の高度成長期を経てバブルが崩壊。大量に発生した不良債権のために、資金力のない地方銀行の多くは経営難に陥りました。経営を立て直すために、同じ地域の地方銀行同士の合併吸収が相次いだのです。関東銀行もつくば銀行と合併して「関東つくば銀行」が誕生します。


関東つくば銀行は、さらなる営業力と資金力強化のために水戸に営業基盤のある茨城銀行と合併し、「ひたちの銀行」として改めてスタートするはずでした。しかし合併に対する双方の意見は一致せず、茨城銀行が提訴するなどの混乱に陥りました。その後やっと合意が成立して「株式会社筑波銀行」が誕生しましたが、「恩讐を超えて」という表現が使われるほど話はこじれていたようです。そして2011年、銀行発足の翌年に起きた東日本大震災では、茨城県も大きな被害を受けました。筑波銀行は迅速に地域の経済復興や活性化を目指して地域復興支援プロジェクトを立ち上げ、様々な支援活動を行っています。


最近では茨城県に住んでいながら職場は首都圏、という人も少なくありません。スマートフォンやパソコンからインターネットバンキングを利用すれば、店頭へ出向かなくても銀行取引きや投資信託まで行う事が出来ます。取扱いが分からない人は筑波銀行ホームページの「つくば安心スクール」で学ぶこともできて安心です。また、セブン銀行やイオン銀行の他、東京都民銀行や横浜銀行などとも無料ATMネットワークを結んでいますから、首都圏にいても時間帯を選べば大変便利に利用できます。


筑波銀行にはネット専用支店はありません。他の地方銀行のようなネット支店ならではの高金利も期待できません。その反面、筑波銀行住宅ローンやカードローンなどは、多彩なサービスで注目されています。